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結婚と転職と無職を1年で経験した男の話

・クリスマスに仕事を辞めた

「無理無理無理!!!!!もう無理だ―――――!!!!!」

2021年12月上旬
その日在宅ワークをしていた私の中で何かが弾け飛んだ。

初めての転職で入ったこの会社
前職が接客系の会社だったこともあり、以前より基本給は良くなり、土日休みにすることができて満足していた
ボーナスもちゃんとあるし。

新天地で心機一転、新年度から頑張っていた。
不満だったのはいかにも昭和から引き継がれていそうな会社の体質
年功序列、精神論、パワハラ。
最初から違和感を感じてはいた。
「いや、慣れてないだけっしょ?営業職なんてどこもこんなもんだろ?」
そう思いながら半年以上過ごしてきた(今思えば正常性バイアスにでもかかってたのかもしれない)

しかし11月に入り異変が起き始める。
営業の電話をかけようとすると手が震えるのだ。
電話をかけるのが怖い
でもかけないと何も始まらない
でもかけたとしてもどうせ無駄なんだ
でもかけないと上司にどんな小言を言われるか…
でも、でも、でも…
「でも」が頭の中で永遠に繰り返され行動に移せない
しかし時間は止まってくれない
ノルマが迫ってくる…。

ある日の朝胃痛で動けなくなった
会社に休みの電話を入れた
休みはあっさりもらう事ができた
天国みたいに気持ちが軽くなった
そこで私は気づいた
「あ、この会社にいると自分おかしくなるな」

その晩
妻に「退職しようと思う」と告げたところ

「あなたが数ヶ月くらい働かなくてもどうとでもなる」

なんと頼もしい言葉をかけてくれる女性を妻にできたのだろうか…

そして次の日
試しに仕事をしようとPCの前に座ってみた
ダメだった
そこで私の中で何かが弾けた
「無理無理無理!!!!!もう無理だ―――――!!!!!」
声に出して叫んだ
気持ちが良かった

そのテンションのまま上司に電話をかけて
退職したい旨を伝えた
考えなおせと言われたが
頑なに退職すると言い張ったところ上司が折れた。

そこからは早かった
退職まで1ヶ月くらいはかかるかなと思っていたのに
1週間でケリがついた。
退職日はまさかの12月25日。クリスマス。

会社に出向き必要書類を書き終え、PCや車の鍵などの備品を返し
昼過ぎには会社を後にした。
外に出たときの青空の色は今でも思い出せる。
綺麗な綺麗な澄んだ青だった。

改めまして自己紹介

いやーここまで長々と暗めの文章を呼んでいただきありがとうございます!
当ブログの運営者、「ケイ」と申します。

改めて自己紹介させていただきますと
【名前】ケイ
【年齢】29歳
【性別】男
この年の2月に結婚をしており
それに合わせて「もっと稼がないと!」との思いから転職をするも8ヶ月で退職
しかも退職日がクリスマス
というなんともびっくりな2021年を過ごした新米旦那です。

もうひとり、このブログによく出てくるであろう妻の紹介もしておきます。
【名前】ナミ
【年齢】秘密にしてだって(年下とだけ書いておきます)
【性別】女
接客業をしている。元接客業をしていた俺からみても接客がうまい。
お客様からの良かった定員さんでしょっちゅう名前が挙がるほど。
韓国アイドルが好き。

こんな所ですかね。
そのうち妻との出会いの話とかも書いていきたいと思います。

このブログの方針

さて、今回なぜこのブログを始めたかというと
30歳手前にして無職になってしまったこの状態から
私は妻と自分をどれだけ幸せにできるか
そのチャレンジ記録を記してやろうと思ったからです!

なぜか知りませんが、無職になった絶望感があまりなく
むしろここから意地でも盛り返してやるからな!!!
という熱くこみ上げるものが私の中で暴れまわっているのです。

どこまでいけるかわかりません。
再就職ちゃんとできるのかすらわかりません。
でも仕事だけじゃない。
他にも稼ぐ方法はある。
稼ぎが少ないなら工夫すればいい。
私は絶対ここからのし上がってやりますので
29歳の男がどう人生にあらがっていくのかぜひ見ていって下さい!